「…ごちそうさまでした。」

立ち上がって食器を片付けようとすると、

瑠李が「今日はゆっくり休んでていいよ。」

と言って、お父さんと二人で片付けを始めてしまった。

「…でも。

私も何かやりたい…」

「ルリ。

お前、明日からやらなくてはいけないことがあるだろ?

今日は早く寝ろ。」

…お父さん達はもう気づいていたのか…

私が明日…

銀と決着をつけにいくことを。