今日も私は制服に着替え、学校へと向かった。

もちろん、通学路や学校内に、例のオーラを放つ人がいないか探すためだ。

学校につき、廊下をあるいているとヒソヒソと聞こえてくる女子たちの話し声。

「今日も来たんだあの子…」

「いつも無表情で何考えてるかわかんないよね…」

「美人だから余計に近寄りがたいしね…」

…めんどくさい。

心の中でそうつぶやくと教室に入った。