そしてなにやらブツブツと呪文を唱えていると、 右手の包帯がとれ、傷口が塞がっていた。 「こんなもんかな。」 「…すごいな。お前。 傷口一つ、残らないなんて… じゃあ、この傷も…けせるか?」 私はベッドから立ち上がり、背中の… 巨人にひっかかれた時についた傷を見せた。 瑠李はそれを見るなり息をのんだ。