「なんてことなくないよ!!! ルリ、苦しかったんでしょ?痛かったんでしょ? ごめんね…もうちょっと私が早く来てれば…」 「…お前、なにか特別な力がある…のか?」 ずっと疑問に思っていた。 こいつのオーラに。 「だまってて、ごめんね。 私は、"癒し"の能力を持ってるの。 だから…触れるだけで、痛みはひく。 大体の傷も…呪文を唱えれば直せるけど…」 そう言って私の右手をチラッと見た。