悪夢の少女


意識が遠のいたその瞬間

ーガチャ

いきなり部屋のドアが開き

「ルリ!?」

瑠李が私に近寄ってきた。

「どうしたの!?汗すごいよ!?」

あいつが私の体を触ると

不思議と痛みがひいていった。

…こいつ…やっぱりなにか力が…

「…別に。なんてことない。

悪魔が…私の体を乗っ取ろうとしただけだ。

今まで以上に…強く。」