ーガラガラ 無意識に入った教室は自分のクラスだった。 私の机につっぷして寝ている女子生徒がいる。 「…瑠李。」 気持ち良さそうにスヤスヤ眠っている瑠李を見たら 自然と頬が緩んだ。 「ん…。」 瑠李の目がゆっくりと開く。 「あ、ルリ。 用事、終わったんだ?」 それだけの言葉で職員室であったことが頭をグルグル回る。 右腕が痛み始める。