少しカチッと来たが

さっさと終わらせて瑠李と帰りたかったから怒りを沈めた。

…行きたくない…けど…仕方ないな…

ため息をついてから私は教室をでて、職員室へ向かった。

ーガラガラ

「…失礼します。」

職員室のドアを開けて私はハゲの机の前に立った。

「お。来たか。」

ズズッと汚い音をたててコーヒーをすすりながらハゲはそう言った。

…うぇ…きもい…