お姫様の苦悩。





ここは怖いが勇気を持って発言しよう!!


『あの....、あたし、これで失礼します。』



震える声を絞り出した。


よし!!言ったぞ!!
あとは逃げるだけ!!!



言い終わったと同時に足に力を入れて走り出そうとした。


そう、"した"んだ。


気付いたら壁と愛司彼方のどアップの顔に挟まれていた。








な...........なにこの状況!!??