お姫様の苦悩。






おいごりら!!脅しか?!!つかウィンクキモいわ!鳥肌めちゃたったわ!!



と、言いたい衝動を押さえる。



内申点を引かれてしまっては将来に響くし。



一応うちのクラスは特進組だからね。我慢我慢。



沸き立つ殺意を抑えながら、嫌そーな顔をして頷く。



「おう、じゃあよろしくなー。授業おわり!」



死ね、三回くらい。



心に祈りながらごり林の後ろ姿を眺めた。





どうやらいつの間にか3時間目が終了していたらしい。



「芽衣どんまい♪」



にやにやと笑顔を浮かべ乍<ながら>葉月が近付いてきた。



『ばかー!助けてくれたっていいじゃんか…!』



ぶすくれつつ葉月を見上げるも、可愛らしい笑顔が返ってくるだけだから諦めてやめた。



『あああああー。掃除とかめんどくさすぎでしょ。社会科準備室ってめちゃめちゃ汚いよね....。』



頭を抱えながら机に伏せていると、四時間目が始まった。