お姫様の苦悩。





次の日はいつもより早めに学校に向かった。



自意識過剰かもだけど、念のためにね!



学校に着くと即教室の自分の席についた。



あたしは窓際の一番後ろのこの席を中々気に入ってるんだよね。



そんなことを考えながら、授業の予習をしていると、クラスメイトがちらほら現れ始めた。



「芽衣、はよ。」



『おー、透。今日もイケメンだねー』



「ばっ....!なにいってんのか分かんないから!!」


この美形照れ屋ぼーいは、結城透(Yuki Toru)。



あたしから見たらすごいイケメンなんだよね。照れ屋だけど。



「お、れは芽衣の方が....」



「芽衣!!おっはよー!」


『ん、葉月おはよ!』



透が何か言いかけた気がするんだけど、葉月の挨拶に遮られて聞こえなかった。