それはある火曜日のこと、

僕は来斗といつも通りサーカス部の活動を始めようとした。

すると矢沢先生が来斗に話しかけた。

「来斗、ちょっといいか?」

「あ、はい」

来斗は素直に応じ先生の方へと行った。

「あっ、先やってて。後でいくわ。」

僕にそう言うと奥へと行った。その部屋に生徒は先生の許可がないと入れない。

来斗はまた何かやらかしたのか?
それとも…

「ブンブンッ」

頭から悪い考えを振り払い部活に行く。

サーカス部はやっぱり楽しい。でも…