常日頃から、悠心はだらっとしているし、雅はツッコミに勤しんでいてうるさいし、俺も郁もそんな2人を眺めている、というのが鉄板だった。 そして、今日もいつもと変わらない、いつも通りの俺たちの日常。 その時、隣に座っていた郁が突然「ふふっ」と笑った。