この坂ノ上高校に入学して、2週間が経とうとしていた。

俺、柊 浩太は、小学校からの見慣れた連中、蕪木 悠心と斎藤 雅と一緒のクラスになった。

そして、そこに高校で新しく知り合った結城 郁が加わり、4人で行動することが多くなっていた。

今も、この4人でお昼を食べに屋上へと来ていた。