「それだけじゃないよ、だってこの席は…「おはよう」 その時、隣から声がかかり、目の前の彼の言葉は遮られてしまった。 声のした方を見ると、カバンを机の横にかけて椅子に座る男の子がいた。 どうやら、彼が僕の隣の人のようだ。 挨拶をしたということは、目の前の2人と知り合いなのだろうか。