ねがい

そういってあたしは外に出る。

「洸!おはよ!」

「おう!乗れ!」
ヘルメットをかぶってバイクに乗る。

「洸、今日記念日だね」

「おう、今日はさすがに覚えておいたぜ!毎回忘れてたし俺。」
へへっと笑って見せる洸。

「しかも明日洸の誕生日じゃん!」

「おっとそーだった!もうすぐ19か…」

そう。洸は2年留年しててあたし達より年上。

「早いなーもう!あたしより大人ってゆーのがムカつくー」
「ムカつくなよ!ははっ」

「だってさー性格はあたしの方が大人だよ?」
「それはないだろ!バカ!」

いつも通り会話していつも通り学校についた。

いつも通り…。

あたしはバイクを降りる。

「ん?どーしたの?洸」