漆黒のイカロス【短篇】

ランクイン履歴

ファンタジー7位(2008/06/25)

ファンタジー

漆黒のイカロス【短篇】
作品番号
108433
最終更新
2009/07/13
総文字数
2,305
ページ数
5ページ
ステータス
完結
PV数
3,732
いいね数
0
ランクイン履歴

ファンタジー7位(2008/06/25)







黒檀の空に翼を広げて……









2008年6月20日~完~



※関連作品
■『Moonlight memory』
続編です。

この作品のレビュー

★★★★★
2008/07/18 00:26
投稿者: 如月 蜜 さん
『短篇の難しさ』

短篇の難しさを ひょい、と、越えてくれる、作家さんです。 5ページで何が書ける? 何が伝わる? と、思ったアナタ。 今すぐ、どうぞ。 そこで目にするのは 作家・桐谷 ルイの『美学』

短篇の難しさを

ひょい、と、越えてくれる、作家さんです。


5ページで何が書ける?

何が伝わる?

と、思ったアナタ。


今すぐ、どうぞ。


そこで目にするのは

作家・桐谷 ルイの『美学』

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★★★★★
2008/07/05 04:08
投稿者: 紅 憐 さん
ネタバレ
彼女はなにも知らない

私はヴィンスに怒鳴った。

「なんで、なんでユーリは!?」

「仕方ないだろ……それが、彼女のやりたいことで、ずっと計画されてたんだから」

「でも、だからって……だからってアナタを置いて!」

「ああ。俺じゃ、ダメだったんだよ……アイツの心を、地上に留められなかった」

ヴィンスは、嘆きの表情を失笑に隠した。

星の煌めきを見上げる。

半身を空の彼方へ奪われた彼女は、もういない。
なのに、彼女は彼の心を奪っていった。

初めから、始めから……ユーリはヴィンスの心を。

今は翼を広げ、どこかへと。

青白い星は、イカロスの粒子だろうか。
悲嘆するヴィンスの、隠された涙だろうか。

私にはわからない。わからないが……

翌日、ユーリとイカロスの追撃命令が私へ下った時、私は、笑っていた。

to ヴィンスを置き去りにした……ユーリへ。

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★★★★★
2008/06/21 00:20
投稿者: 石井ねこ さん
ほぉほぉ…

るいさんの全て?が凝縮したような一作☆彡 SFをここまで忠実に惜しみなく、この5Pで再現するとは…ただただ驚かされるばかりです☆彡

るいさんの全て?が凝縮したような一作☆彡


SFをここまで忠実に惜しみなく、この5Pで再現するとは…ただただ驚かされるばかりです☆彡

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