それでも君が好きだから


「明日提出物忘れんなよー」



学校が終わり、放課後。
夏美の買い物に付き合う約束をした私は身支度を早めに済ませた。



「紗耶いこー!」

「放課後なのに元気だねー」



夏美は放課後だというのに疲れている様子もなく、早く早くと私を急かす。



「なんかお腹空いたねー」

「甘いものが食べたいなー」



似合わないかもしれないけど私は甘いものが大好き。
チョコレートは必需品である。



「それじゃクレープ食べよー!」

「そうしようか。」



夏美の嬉しそうな横顔を見ながらまた歩き出す。
そういえば買い物に付き合ってほしいとは言われたものの、何を買うのかは聞いていなかった。



「ねぇ夏美、今日何買うの?」

「あ、うん!あのね、」



なぜか少し恥ずかしそうに顔を赤らめる

それである程度予想はできた。



「徹の誕生日プレゼント!」



やっぱり彼氏さんね。