それでも君が好きだから


「おはよう!紗耶!」

「おはよう夏美。」



今日も元気だなぁなんて思いながら自分の席に着く。

そういえば一時間目数学か、
めんどくさいな。



「ねぇー紗耶ー」

「んー?」

「一時間目数学だよー絶対当たる。」



夏美はそう言いながら眉を顰める。
夏美数学苦手だもんなぁなんて思っていたら、



「おはよう!」



そう声をかけられた。



「あ、おはよう。」



いつもみたいな笑顔を見せて早川君は去って行った。



「いいなぁー絶対紗耶のこと好きだよー」

「それはないんじゃないかなー」



さすがにそこまで自惚れてはいないし、
あそこまでモテる早川君が私を好きになるってことはないと思う。