いじわるな君の素顔

それから、家事を済ませて
眠りについた。



「ピピピッピピピッ」

んー、うるさいなー。

ガチャン

目覚ましを止めて眠たい目を擦りながら
リビングへと向かう。

準備を終え、家を出ると、

「うわっ!」

波留夏が立っていた。

「よぉ。やっぱここお前の家か。」

そう言って、表札を見る。

まぁ、たしかにここは七瀬家だけども。