「うぅー。 もう、遅いよー。 何年待ったか…。 本当に会いたかった…。」 そう言って、 波留夏に抱きつく。 「おっと! ごめんごめん。 もう、どこにも行かないから。 だから、泣くなって。」 頭をぽんぽんして、 私をあやす。