いじわるな君の素顔


あまり時間もなく、

もうすぐでゲートがしまってしまう。

波留夏のお父さんとお母さんは、

気を利かせてくれたのか、

先に乗った。

「春香。」

名前を呼ばれ、

顔を上げる。

「ごめんな。」

また、謝る。

「波留夏?

もう、謝らないで?

波留夏は、悪くないんだから。

これは、仕方ないことなんだよ?」