いじわるな君の素顔



「よぉ!

見送りにきてやったぜ」

凪くんが少し偉そうに言う。

「俺、お前に頼んだ覚えねぇけど」

そっけなく波留夏が返すと、

「そんなこと言うなってー!」

笑って誤魔化していた。

それから、私たち4人は、

しばらくベンチで座っていた。