いじわるな君の素顔

「はーるか!帰ろー!」

笑顔で駆け寄ってくる結依ちゃん。

「今日一緒に帰れないんだ!ごめんね。」

目の前で手を合わせて謝る。

「そっかー。」

あ、れ?

いつもなら、「なんでー?」と、理由を聞いてくるのに、聞いてこない結依ちゃんを不思議に思った。

首を傾げていると、

「今日、朝日となんかあるんでしょー?」

え!?

「なんで知ってるの!?」

あ。

口に出てしまった。