いじわるな君の素顔


なんか、緊張してきたなー。

やっぱ、好きな人と

2人きりって、

それなりに、ドキドキするだな。

「春香。」

「ん?」

急に名前を呼ばれて何かと思えば

波留夏は、

少し、複雑そうな顔をした。

「俺さ、余裕そうに見えるけど、

本当は、どうしようもないくらい

お前のこと好きなんだよ。

だから、今でも

心臓バックバクいってるし、

めっちゃ焦ってる。

こんな、俺だけどさ、

よろしくな?」

そう言って、

両手を広げた。