そう言って、 体を離す。 「何回も諦めようとしたよ? だけど、お前ら見てると、 奪いたいって 思うんだよ。 お前、辛くねぇの? 俺を利用して、あいつのこと 忘れればいい。」 え? そ、そんなこと…。 「っ。 できないよ。 私が好きなのは、 波留夏だもん…。」