いじわるな君の素顔


そんな時だった。

「へ?」

なにかに包まれた感覚があった。

たっくんの腕の中にいると

わかったのは、

しばらくしてからだった。

「…………じゃ…か?」

「へ?」

うまく聞き取れなかった。

「だから、

俺じゃダメかっつってんの!」

「ど、どういう…?」

意味がわからなかった。