私の好きな人。




「ええっ!!?」




音に驚いてガバッと顔を上げるとクラス中の注目の的になっているのは、私だった。


空白の時間が何秒間か続くと、次は大爆笑が起こった。




「まじっ花、なにやってんのっ…!!笑」




みんなお腹を抑えながら笑ってて状況がつかめなかったけど、やっと理解した。




私落とし穴に落ちる夢見て…


その瞬間ビクッとして机をガンって蹴っちゃったんだ…


「あっ…すみません…。」



恥ずかしくて恥ずかしくて、真っ赤な顔を手で覆って隠した。



先生まで一緒に笑ってるし、もう最悪…!



でもそのうち私も一緒に笑っちゃって、しばらくしてから授業が再開した。



もうその後はさすがに1ミリも眠くなくて恥ずかしさをこらえながら授業に集中した。