球技大会の日から3学期が終わるまでの間、サキと関わるたびに麻里香に罪悪感を感じていた。 前まではそんなことあんまり感じなかったのに、どう ウソ。どうして…? なんて、もう答えは分かってる… 私は、サキが好きなんだよっ… でも、もう遅い。 麻里香にはたくさん相談に乗ったし、応援するって言った。 私はこの恋に気づいてはいけなかったんだ。 だからこれから先も、気づかないふりをしていく。 私はこの恋を諦める。