「おはよー」
朝練が終わり、麻里香と教室に向かった。
「おっ、おはよ。」
するとそこには、今話題のサキ!
「サキー!昨日めっちゃありがと!すっごい嬉しかった〜!」
「いやいやー、よかった。
あ、お礼なら、花ちゃんにも言ってね~」
えっ?!私?!
「え?何?花?!」
「花ちゃんも協力してくれたから」
「えっそうなの?花、聞いてないよー!」
「えへへ。そんな大したことはしてないけどね~。」
「えーありがとう♡♡」
「いやいや、一応どういたしまして?笑」
サキと少し話したあと、麻里香にこっそり聞いみた。
「麻里香!!本当にサキのこと、好きじゃないの…?」
「ええっ?!いやだってサキ彼女いるし…」
ん???あ、もしかして麻里香、別れたこと知らない…?
「サキ、夏休みの終わり頃、別れたみたいよ?」
「ええええっ?!!そうなの?!」
「うん。」
「そーなんだ…」
麻里香からは結局結論は出ず、自分自身でも、まだ曖昧なようだった。