~現在~
病院の先生に言われた。
先生「里崎咲羽さん。貴方は、不思議なことに病気が治っています。」
咲羽「えっ。」
前の私ならそれを簡単に受けとるだろう。だけど、阿斗君に会いたくて、
病気が治ったことを受け入れることが出来ませんでした。
阿斗君がこう言ったような気がした。
阿斗「僕の分まで生きてね。命を大切にしてね。いつまででも、見守ってい
るからね。」
咲羽「いっちゃダメ。私が、また一人になっちゃう。」
阿斗「……。」
阿斗「最後に一つ。小さい頃に僕を助けてくれてありがとう。」
私は、渇れる事のない涙を流し続けた。
END
病院の先生に言われた。
先生「里崎咲羽さん。貴方は、不思議なことに病気が治っています。」
咲羽「えっ。」
前の私ならそれを簡単に受けとるだろう。だけど、阿斗君に会いたくて、
病気が治ったことを受け入れることが出来ませんでした。
阿斗君がこう言ったような気がした。
阿斗「僕の分まで生きてね。命を大切にしてね。いつまででも、見守ってい
るからね。」
咲羽「いっちゃダメ。私が、また一人になっちゃう。」
阿斗「……。」
阿斗「最後に一つ。小さい頃に僕を助けてくれてありがとう。」
私は、渇れる事のない涙を流し続けた。
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