俺様ヤクザに愛されて

コツコツコツコツ  ギィィィ  バタン


「パパ何かようがあるって聞いたけど」

「あぁ。新しい仲間がもうすぐくるんだ」

「ふぅ~ん。」

「だからお前も出迎えるのだ」

「はぁい」


私はパパが座っているソファに腰をかけた


10分後

コツコツコツコツ  ギィィィ 

「失礼します。新しく入る神園新です」

ちょっと明るめの茶髪でライトブルーの瞳

イケメンで見とれてしまいそうな顔

「うちの組は入ると苗字が華道になるがそれでもいいか?」

「もちろん。その覚悟できました。」

「君のような仲間が来てくれてとてもうれしいよ。じゃあさっそく。
美里、部屋を案内してやりな」

「わかったわよ。新きて。」

「えっと。」

「私は美里。お嬢ってよんで。」

ギィィィィ バタン


コツコツコツ

「なぁ美里」

「あんた。誰が呼び捨てしていいっつた?」

「お前こそ。誰が俺のこと呼び捨てしていいっつたんだよ。」

「ここではそれが決まりなの」

「いいか。俺たち二人だけの時は、俺は美里って呼ぶ。美里は新君とかにしろ」


こいつ誰にタメ口でしゃべってると思ってんの。

ただ顔がいいから私は「分かった。」としかいえなかった。

これが私とコイツの出会い