屋上・・・


「小夏っ!柊生はどーだったの!?」


「えっと・・・真剣に聞いてね。」


小夏は真剣な目でゆってきた。


なんか、大事な気がしたので、私も真剣に聞いた。


「うん。」


「柊生くんは・・・大阪で、事故に遭って、記憶がないらしいの。」


「えっ!?・・・記憶喪失って・・・事!?」


「うん。でも、頑張れば、記憶が戻るかもしれないらしいのよ!」


「そーなんだ・・・」


「うん。だから、柊生くんを信じよ!きっと、柊生くんなら、戻せるからっ!」


「うん・・・。信じるっ!」


「うん!!」


「それで、戻ったら、告白しようかな!?」


「告白!?」


「うん。だって、このまま何もしなかったらダメな気がするから!」


「そっか!里愛が決めた事なら、応援するよっ!!」


「ありがとっ!」


「うん!じゃあ、お昼ごはん食べよっか!?」


「そーだね!時間無くなるよー!」


「早くしなきゃ!!」


2人でお昼ごはんを食べた。


キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン。


ちょうど食べ終わった頃にチャイムがなった。


「「ギリギリセーフ」」


「小夏っ!ハモったね!」


「だねっ!」


「戻ろっか!」


「うん!」