「俺・・・実はな・・・事故に遭って、記憶がないんだ・・・」


「記憶・・・喪失・・・??」


「そう。だから、高梨の事、ちゃんと覚えてないんだ・・・」


「そーだったんだ・・・」


「うん。でも、なんとなくは覚えてる気もする・・・」


「ほんと!?」


「うん。」


「辛かった事、ゆわせてゴメンね!?」


「いいよ。・・・ちょっと、聞いてもいいか!?」


「いいよ!」


「俺と高梨は・・・どーゆー関係だったんだ!?」


「幼なじみで、ずーっと仲良しだった。」


「そーだったんだ・・・」


「うん。」


「頑張れば、いつかは記憶が戻るかもしれないんだ。」


「そーなの!?」


「うん。思い出せるかな!?」


「いけるよ!!」


「そーだよな!ありがとな!」


「うん!どーいたしまして!」


「じゃあ、俺帰るな!」


「うん。バイバイ!」