私はそのまま抱きかかえられ保健室へと連れて行かれた。 あいにく保健室の先生はいなかった。 しばらく沈黙が続き… 「俺の名前は椎名魁斗。クラスは2-A」 そう呟いた。 「あっ、私の…名…前は……東城…奈々子…です…。クラス…は2-Cです。」