それからしばらくたつと魁斗は学校へ来るのも少なくなった。 来てもすぐに帰る。 なんか嫌な胸騒ぎがする。 魁斗になにもなければいいけど…。 「東城!!!!」 えっ? 「東城!!聞いてるのか!」 「は、はい!!!!」 やっば。数学の岩城先生だ。 あの人に怒られるとペナルティ重いんだよなぁ…。 「東城は放課後残れ。」 「えぇぇ〜!!!!そんなぁ〜。」 私の言葉を無視して、岩城先生は出て行ってしまった。