今度は彼が訳がわからないという顔する番だった。
だけどしばらくすると無言で返せよと迫ってきた。
「あんた本当に私を写して死ぬつもり?」
「ああ」

「馬鹿じゃないの?なんで私があんたを殺さなきゃなんないのよ?」

その時のポカンとした顔はまさに見ものだった。まさに、ポカン。