まりなside

今日からまた新しいクラスになり、
私達3人は一緒だった。

「お前らって本当仲良しだよなー」

同じクラスメイトの櫛田徹くん。
千尋のことが好きだった。

「だって幼稚園から大親友だし!」

と萌が笑顔で言う。

「へー。」

「千尋ならもう学校ついたってよ」

「知ってるよーTwitterみたー」

そんな話をしながら席についた。

見慣れないクラスメイトで不安だった。

頭の中は千尋のことと、
他校にいる彼氏のことでいっぱいだった。

大親友の千尋がいなくなった私の心は
辛くなった。
3人でいても居心地がなんか違う。

そんなこと思ってもしかたない。

学校のチャイムが鳴った。