ストロベリー・ラブ

その後、お互いに口を開くことなく
少し肌冷たい春の風に身を任せた。


どれぐらい、そうして居ただろう。


気づけば、いつの間にか
日は落ちていた。


公園内にある、数少ない街灯。


それじゃ、桜の良さは何1つ
見えてなんか来ない。


それでも、まだ1人で見ていた時より
綺麗に見えているのは
隣に広太が居てくれたからなんだろう。


最後に、、、


この、思い出の詰まった桜を
広太と一緒に見れて良かった。


おかげで、当分の間は
また、、、


頑張れそうだ。


この桜が散ってしまっても
あたしの胸の中で
春が終わり、夏が、秋が、冬が来ても
ずっと、、、
今、広太と一緒に見た
この桜が、、、
あたしの胸の中だけで
ずっと、咲き続ける。