ストロベリー・ラブ

神様は、意地悪だと思った。


だって、、、
目の前には、会いたくて
会いたくなかった人が居るから、、、


そして、昔と同じように
あたしの名を呼ぶ。


大好きだった、あの笑顔を向ける。


カメラを片手に持ち、
昔よりも大人になった、あなた。


でも、あなたの笑顔は昔のままで。


少しだけ、、、
その笑顔には、幼さが残っている。


「久しぶり」


そう言って、あたしがさっき手を伸ばした
ベンチの隣に座る。


肩が触れそうな距離に、トクンと波打つ、胸。


それに気づかれないように、
あたしは、少しだけ距離を取った。