ストロベリー・ラブ

あたしは、小さくため息を溢す。


そして冬華に気づかれないように、
落ちたメモ用紙を、逆の手で拾った。


原因不明の痺れ。


海外に居た時に発症し、今で約1年。


あたしはこの得体も知れない、病気と闘っている。


試行錯誤し、ヘアメイクを手掛けてきたが
いつもと同じように出来なくなった。


だから、あたしは、、、現場を退いたんだ。


本当は、この世界からも足を洗うつもりだった。


だけど、海外に居た時の上司が
あたしに「教育者」としての、道を用意してくれた。


だから、あたしは日本に戻って来たんだ。


「教育者」として、この世界で生き続けるために、、、