To you the "love" of the last


「夏休み中に一回雄輔と来た時はすっっごい行列だったんだけどさすが休みあけ!人が少ないこと」

でもやっぱり日曜日だから親子連れは多かった

チケットを買う為に列に並ぶ

「前行けよ、ほら」

たっくんの前に並んだ。

「ありがとう」

「んっ」

すると雄輔くんがたっくんに話しかけた

「そー言えば拓夢さんって今なにしてる人ですか?」

「ジムのインストラクターやってますよ」

「えー!?じゃあもう体ムキムキっすか!?」

たっくんってインストラクターやってたの?
今の今まで知らなかった…汗

たっくんは自分から何してるとか言うタイプじゃないし、私も聞かないしで全然知らなかったなぁ。

そして券売機が目の前に

財布を出し、券売機にお金を入れようとした。

「待て、麗香」

「え?」

「俺が出す」

「いいよ!ほんとに!」

「ガキは黙って大人の言う事聞いてろ」

…お言葉に甘えてよう。

「ほら、チケット」

「ありがとう!たっくん♪」

「はいよ。行くぞ」

水着に着替える為に行ったん男子と別れ美里と私で更衣室へ向かった

「ちょっとちょっと〜!拓夢くん!いい感じじゃん!」

「今までに見たことのないたっくんを今日は見てばっかりで緊張するよぉ」

「チャンス到来じゃん!がんばれ♡後半はお互い別々って事で♡」

「やだ!ちょっとそれわダメ〜」

そんな水着でふたりっきりなんて
この歳でそれは恥ずかしいよ

「ちょっと、麗香おっぱいおっきくなったんじゃない!?」

「美里は相変わらずだね」

髪を結び水着に着替える。

ピンクと白のフリフリのビキニに上からメッシュの白のパーカーを着る。

「そんなの着ちゃだめ!脱いで!」

美里に無理矢理パーカーを剥ぎ取られた。

「これはさすがに恥ずかしい」

「アピール♡」

「私は自分の気持ち確かめにきたのー!」

美里は気にしない気にしないと笑いながらプールへの道を進んで行く。

私は美里からはぐれないように美里へ着いて行った。