「莉華ちゃん!!!これどうゆうこと!?」
私がジュリエットをしてた事に
ステージ裏のクラスの子達が
気づきざわざわしていた。
「舞ちゃん、いいから早く制服に
着替えて!!私またすぐ出番だから!!」
私は何が何だか分かんないまま
莉華ちゃんにドレスを脱ぎ渡し
すぐに制服に着替えた。
『ちょっと蒼井さんどうゆうこと!?』
莉華ちゃんがステージに戻ると
すぐさまクラスの子たちから
質問攻撃。
「それが私にも分からなくって…」
『はい!?』
「二人で話したいから少し
離れてくれる?」
私も混乱して皆の質問攻撃を受けていると
優が現れて私の肩を引き、皆から
離してくれた。
「おつかれ♪舞、初めての主役
どうだった?」
優がにやにやにこにこしてる…
こいつ何か知ってるな!
「なんで言ってくれなかったのよ!
なんでか分かんないけどジュリエットに
なって莉華ちゃんにキスされちゃったし」
ほんと意味わかんない…
「俺言おうとしてたよ。でも莉華ちゃんが
先に舞の方に近寄っていったから、
言うタイミング逃しただけ。」
あ、あの何か言おうとした時って
それ言いたかったのか…
「あいつ俺に同性愛者だって事、
告白してきたんだ。」
「え!?莉華ちゃんが!?」
まさかまさか…
「そ。それでお前の事が好きだから
最後のキスシーン、自分と舞でしていいか
俺に許可取りにきたの。」
やっぱり…
「そうだったのか…わざわざ優に
許可取りとか凄いね…」
「引いてやんなよ。ちゃんと受け止めて
やれ。まあおまえには俺様がいるから
お前があいつのものになるわけねーけど」
わかってるよ。
でも大人ぶったの少しムカつくから
ちょっといじわるしてやろっと
「でもかっこよかったなー莉華ちゃんの
ロミオ!莉華ちゃんが男の子だったら
絶対つきあってるな♪キスできて幸せ♪」
「は?ばか言え。あとで俺のロミオ姿
目に焼き付く程みせてやるから。」
「あーこわいこわい。…あ、そうだ。
この後のカフェほどほどにね。」
少し心配かも…
「あ?なにが?」
「女の子と絶対イチャイチャするでしょ?
私、裏かただけどジッーて見てるから!」
私が真剣な顔で優を見ると優は
なんだか楽しそうに笑った。
「王子の王子姿なんて、また俺のファン
増えるなー他校からもギャラリー来るから
すげー数になりそうw俺、まいっちゃう」
「きっも!そしたらすぐにでもあんたの
悪魔姿バラしてやるんだから!!」
「やれるもんならやってみろ」
「はあああ??」
私が手を振り上げて優を叩こうとすると
拍手が聞こえてきてピタリと止まる。
いつの間にか劇は終わったみたい。

