猫被り王子は私の彼氏!!♡










「舞ちゃんって言うんだ?



    タク
俺の事は拓って呼んで。」







「あ、はい。」







知らない男の人と遊ぶなんて初めてで

少し緊張してしまう。







紗耶香は前から仲が良いっていう西君と

すでに慣れた感じで話している。








暗くて少し明るい雰囲気のあるカラオケ店

は、嫌でも体が慣れていった。








男子2人。女子2人。




西君と紗耶香が2人で話してると

残った私と拓で自然と話す形になる。







「舞ちゃん、何か飲む?」






私がボーッとしてると拓がメニュー表を

私に見せてきた。







「あ、未成年だからお酒はだめだよ」





「え!飲みませんよ!」









慌てて言うと拓はそんな私を見て

笑った。






つられて私も笑ってしまう。







「良かった。会った頃から元気無い

みたいだったから安心した。







優しい。こんな優しい人が彼氏だったら

どれだけ幸せなんだろう。







そしたら浮気されてモヤモヤする事なんて

なくなるんだろうな。








今、優は咲さんとどこで何してるんだろう






もうかなり仲良くなって、もしかしたら‥








「舞ちゃん、誰を想って辛そうな表情に

なってるの?」






「え?いや別に!大丈夫です。」








こんな初めて会った人に心配なんて

かけられないよね。







普通にしなきゃ。








「あ、じゃあオレンジジュースに

しよっかな。拓は何にします?」






「あ、じゃあ俺はりんごジュースにしよっ

と。そういや敬語やめてタメ口で話して?

同級生なんだから」







たしかに。







「うん、そうだね。ていうか、りんご

ジュースって何か可愛い」








「可愛い言うな。俺、男なんだから!」








優しい拓とはすぐに打ち解けて今日

会ったなんて思わせないくらい

仲良くなっていた。













あれから二時間後。



もう夜の8時を回った頃、紗耶香と西君が

2人でイチャつき始めた。








「うわあ。。西のあんな表情見たくない

わ。舞ちゃん、ちょっと外でようよ。」







拓に誘われて個室から出ると








そこには、、








咲さんと優が仲良く歩いていた。