無視するわけにもいかず、渋々立ち止まる。 「昨日の夜、何してた?」 「……………」 固まる私。 え、なに。どうしてそんなこと聞くの。 バクバクと心臓が踊り出す。 極力平静は装っているけど、背中に汗が…。 「……プライベートなことなので」 椎名さんはハハと笑った。 「プライベートね。きっちり線を引かれちゃってるなぁ」 えぇ、えぇ。それはもう、ふっとい線を引かせてもらってますけど! そこから先は侵入禁止ですから!