どうしてこんなことになったのか。 辿り着いたのは都内にあるマンション。 タクシーの運転手から放り出された私は、マンションを前に立ち尽くしていた。 足元にはいまだ目を覚まさない椎名さん。 どうやらここは椎名さんの住むマンションらしい。 三角さんはタクシーが走り出す時に、「こいつの部屋五階だから」と、別に知りたくもない情報を提供してくれた。 おかげでわからなかったからと言って逃げ出すこともできない。