そんなに大袈裟なことじゃない。 他の人たちはこれからもこの世界で戦っていく、言い方は悪いけど商品であって、傷をつけるわけにはいかない。 売りだし中であればあるほど、余計なホコリをつけるわけにはいかない。 それは、お母さんの仕事を見てきたから私にだってよくわかる。 ただ私は、この世界で生きていく人間じゃない。 今回は頼まれたから仕方なく。 これが終わればもとの普通の女子大生に戻る。 …だけど。