ある日
私はトイレから帰るとき階段の踊り場にいるももを見た。呼ぼうとした。しかしその瞬間、俊太君が現れた。なんで?ももと俊太君が一緒にいるの?どうして?
ももは私の気持ち知ってるのに。
帰り道私はももにそのことは言わなかった。するとももが
「あのね、今日私俊太君に言われたの。」
え?まさか告白?どうしよ。私は我慢できずに
「こ、こくはく?」
ももはそれを聞いて笑ながらちがうよと言った。そしてももが
「ちゃんと聞いてね。俊太君ね、ゆりなのことが好きなんだって。でもね、ゆりなに言えないらしいの。だから私からゆりなに言って。だって。それくらい自分で言ったらいいのにね〜。私笑っちゃった。笑」と言った。
私は嬉しさのあまり声が出なかった。そしてももに言った。
「本当に?しゅ、俊太君が?あの俊太君だよ?え、嘘だょ…」
「本当だって!信じて!私ウソついたことある?ないでしょ?」
嬉しすぎて絶対嘘だと思った。
そして家に帰った瞬間、俊太君にメールした。
《さっきももから聞いたよ。もちろんオッケーだよ。わたしも好きだったから》と嫌われないように短く終わらせた。するとすぐに返ってきた。
《ガチで?チョーうれしい!ありがと!こんな告り方でごめんな。》と来た。