こんにちは。私の名前はゆりな。高2なんだ。あっ、学校に遅れちゃう。行かなきゃ。まあ自己紹介はこの辺で。どーしよ。また遅刻だー笑

キーンコーンカーンコーン♫
「はーあ、間に合った!!」
「ゆーりーな、おはよっ!」
今のは親友のもも。ももは何でも話せるお姉ちゃんみたいな感じかな。かわいくてかっこいい彼氏もいて言うことなし。
「おはよーももっ!」

放課後
私はいつもももと帰るの。寄り道?
そりゃーするでしょ。どこ行くって?
うーん。ブラブラしてるだけだよ笑
あっごめん。ちょっとももが元気ないみたい。ちょっとだけまってて。
「もも、どうしたの?」
「ゆりな…あのね、私…別れちゃったの。私が悪いの。」
最近ももから彼氏のこと聞いてた。でもまさか別れるなんて…
もも、なんでもできるから他の女の子に嫉妬されてるみたい。それでももの彼氏にその子達がももの悪口吹き込んで…
「ももは悪くないよ?悪口なんか言わしとけばいいじゃん!」
「言わしとけばいい?何それ。私の気持ちも分からないくせに。勝手なこと言わないでよ!別れたくなかったのに!」
私はそんなこと言われたことに腹がたった。
「なに!?八つ当たり?意味わかんないんだけど。私なんか悪いことした?もういい。ももなんか知らない。好きにすれば?」
私は分からなくなってその場を立ち去った。初めてだ。ももと喧嘩したのは。どうしよう。