そう、彼女は同じクラスの…
名前…名前が出てこない…。
『えっと…』
ハノンは名前を聞こうと思うが
なかなか聞けないでいた
『あぁ!ごめんごめんまだ、挨拶してないよね?』
『うん…』
ハノンはうなずく。
『私の名前は青山 由真(あおやま ゆま)』
そう、彼女はクラスで一番明るくて
可愛くて優しいくて元気で
髪の毛はサラサラしてて
色白でモデルさんみたい
そう…
私と全く正反対の青山 由真ちゃんだ
『わ、私…』
『桜野 ハノンさんだよね?』
『えっ…どうして私の名前を?』
ハノンは、不思議そうな顔をした
クラスのマドンナ的存在の子がどうして
私なんかを…
『えっ、出席とるときに桜野ハノンって先生が言っててハノンって名前が綺麗で覚えてたの♪』
首を傾げて青山由真は笑顔で答えた
“ハノン”って名前が綺麗で…
ハノンは産まれてはじめて自分の名前を
綺麗と呼ばれて凄く
嬉しくて、思わず笑みがこぼれた
『ありがとう…青山さん…』
『由真で、いいよ!私もハノンって呼んでもいい?』
そう言ってギターを持って座っている ハノンのほうへ近寄って来た
『うん!よろしくね由真』
少し照れながら 由真 と呼んだハノン
ハノンに新しい友達ができた
