-キーンコーコンカーンコーン-

鐘がな鳴る度にゆづるの所に女子が寄ってくる。正直うざい。

さすがに昼メシの時間だから数は減るけど…まだ来るんか。
その根性を逆に尊敬するわ。

「とうや! ゆうた! ゆづるくん! お昼行こー!」

みぃに呼ばれたから女子のとりまきを置いて、
ゆづるを引っ張ってく。

たく、こっちの身にもなれってんだよ。

「ありがとう。」

「お、おう」

ゆづるの笑顔て綺麗だな。
こんな笑顔だったら目がハートになってもフシギじゃない。

食堂か屋上かでとうやと言い争いになった。

その間ずっとゆづるは笑ってた。

そんなに面白いかあ?